53年ぶりの議員立法

某県の店街振興に係る「専門家会議」に依頼され出席してきました。
商店街活性化条例の制定により、大型商業施設との共生や、まちづくりの観点から、新時代にあった商店街等活性化支援の展開が求められており、平成20年度の「施策の検討会」の方針を決めるための会議でありました。
商店街活性化条例がこの4月に制定されるそうです。
 読みますと、理念が見えず、この条例を使い、どのような世の中を目指したいのか、ビジョンが見えません。
 53年ぶりの議員立法で、地元からの要望を1年で具体化したそうで、通常行政が行うと数年かかるため、その機敏な動きはとてもすばらしいと想います。
 だからこそ、その奥にある「想い」を実現するために、「理念」と「ビジョン」が必要です。
もう少し、踏み込んだ条例になっても良かったのではないかとも思いましたが、この条例を各商店街がうまく利用する事を商店街が見いだしてほしいと思います。