グラスゴー マッキントッシュ破壊 

hirokoTANABE2007-06-07


全然興味なかったのですが、昨日のグラスゴー大学にあったマッキントッシュの自邸の移築がすごく良くて。

マッキントッシュ建築をもっと見たくなった。
House of an Art Loverと言うまるでシロガネの庭園美術館のようなマッキントッシュ設計の邸宅に行くも、ウエディングパーテーのため昨日も今日も貸し切り。外観だけ。

仕方なく、Scotland Street school 小学校を見に行く。
だめ。あんまりパットしない。満足しない。住宅がみたい。


今日は!
The hill house に。
なーんと。1時間半の路線バス。マッキントッシュのチラシにはバスと書いてある。
でも往復で2ポンドならいいかなあ。でもすこし気持ち悪く

バスはインフォメーションが悪くよく解らない。運転士さんにバス停を教えてと言う。
運転士さんもよく解らないらしく。近くの広場でおろしてもらう。


バス停にいた人に聞くと1マイルの坂道。閉館まで時間がないから。タクシーに乗るのがベターだと。
すぐついた。


ナショナルトラストが管理している。
外観はあくまでも質素に。
中は1階の廊下とダイニングはシックな黒。リビングは白。
階段室で切り替えて、寝室はあくまでも白。
そしてテキスタイル家具照明ステンシルすべてに気を使った空間にいいなあと。


ティールームでお紅茶とウイスキーケーキを食べ。
トイレに行ってから庭ともう一度内部を楽しもうと。


扉が開かない。

錠が詰まって動かない。


閉じこめられる。


私が英語がつたないと言うと、日本語誰かしゃべれないかと探してくれる。

いるわけ無い。
フラ語ドイツ語で話しかけてくる。


辞書と紙で状況を書いて教える。


扉の下からドライバーをもらって押し込むもだめ。


窓はあるが。ペンキでべたべたにくっついている。
大騒ぎになる。


ロックスミスが来るから待てと。(錠前屋のこと)



1時間の救出劇


結局。
扉を力ずくで蹴破る。


遺産だよ。マッキントッシュ最大の重要な家だよ。


それなのに。
落ち着くためにお紅茶
ひっきりなしに大丈夫かいろんな人が慰めの声をかけてくれる。


一杯のプレゼントと入場料を返却してもらう。


バスで1時間半かけて来たというと電車なら45分で4.6ポンド
駅までロックスミスに送ってもらい。ありがとう私のヒーローと言うとほっぺにキス



良い思い出だ。
残念ながら空間は忘れちゃったよ。



ヒルハウスとアートラバーを一日で見る予定ならツーリストインフォメーションでマッキントッシュトレイルチケット購入をおすすめします。
その2つは入場料が必要。電車地下鉄の一日券付き12ポンド 夕食代ぐらいは節約できる。川辺にも地下鉄乗って簡単に行けるし。

そしてトイレにはいるときは。鍵は閉めるな。

写真:閉じこめられたトイレ。内部は撮影禁止だから貴重よ。