hirokoTANABE2007-10-17

先日とある方からお墓のことをお伺いしました。

その方のおじいさまは10人兄弟で、曾おじいさまの遺言で「一族みんなで一つのお墓にはいるように」と。
先日遺言通り、兄弟全員一つのお墓に入ったそうです。
その方のおじいさまの納骨式の後、親戚たちが各々ご自分の夫や父母、祖父母たちにかわりばんこにお参りしている姿がとてもほほえましかったと。

その子孫達も、そのお墓に入る。
ご親戚に子供のいない夫婦や独身の方もおられるけれど、死後について、ひとりぼっちじゃないという安堵感がある。
それが要因か、一族とっても仲がよく、助け合ってる。


とても良いお話をお伺いしました。
すばらしいことですね。

学生時代。沖縄に亀甲墓を見に行きました。
女性の子宮を模していると言われるその姿は丸みがあって、山の中腹などにひっそりと、でもどっしりとありました。

一族全員が同じ墓に入る。一族全員が墓を守る。家の近くに墓がある。墓の前で宴をする。
死者と生者の距離が近い。

ユイマールがうまれてるのは、当然かもしれません。

核家族化はいろんな意味で、効率が悪いですね。
自由ですけれどね。

写真:ウィキペディアから参照
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%80%E7%94%B2%E5%A2%93