土地とつながりを持ってこそ、文化財

hirokoTANABE2010-02-09



伊郷吉信さんが設計された昭和十年の旧お公家さんのお宅を拝見させて頂きました。

東京芸術大学名誉教授 建築史 文化財保存計画
の権威であられる

前野まさる先生にご一緒させて頂きました。
登録文化財を目指すこの建物に対し、前野先生から

文化財は土地とつながりを持ってこそ、存在の意味がある。
この土地にあったことで、周りにどのような影響を及ぼしたかなどを調査すべき。
地域の古老を捕まえて、話を聞きなさい。
今ならまだ間に合う。」

と。


そのようなことがなければ、たてもの園のようなところで、土地と切り話されて、残す道を模索するわけですが、数ある木造建物から選ばれて保存されるためには、名大工・名士の家などまた別のファクターが必要となります。

その地域の歴史において大切なもの。
「地域の文化」それが財産。

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