バーデンバーデン 未知なる扉

hirokoTANABE2007-05-02

カールスルーエという環状都市で乗り換え。
見学しようと思ってたけど結構遠い。つかれるから取りやめ。

バーデンバーデン
温泉温泉という意味。ローマ時代から、温泉の町として発展。
こじんまりしていてとっても良い街。これはホントにいいよおすすめ。

療養の為の長期滞在者があきないように、あらゆる施設がそろってる。
美術館、カジノ、ブランド店、素敵な広場、素敵な公園、素敵な小川、素敵な街角。
ちょうど良いの。
スケールがちょうど良い。

ここに来た理由は、数日後に控えた友人の結婚式の為のウエディングエステのため。
私がきれいになる必要はないが、疲れた顔じゃ申し訳ない。
そろそろお風呂にも入りたいのだ。

今日はカラカラ浴場へ、少し塩っぽい。
昔海だったのかな。

水着着ながらじゃやっぱり日本人は物足りない。
ぬるいし。
ジャグジーの水圧ものすごい押し流されそう。

寒いから風邪をひかぬようサウナに入ろうと。
ヌーディストオンリーエリア」と書いてある。
まあ。男女別だろうと、扉を開ける。

目の前に全裸のおじいちゃん。
。。。。

豪にはいれば豪に従え。
未知なる扉は開かれ、体は芯まで暖められ。

思い出したこと:日本の国宝に夕顔棚の下で親子が夕涼みしている江戸時代の日本画がある。
ふんどしだけの父。腰絹だけの胸を露わにした母。裸の赤ん坊。が気持ちよさそうに涼んでいる。

国宝審査の時。「破廉恥。恥ずべき文化」VS「忘れ去られた日本の風情」と議論があったそう。
後者に賛成。

写真:街の中心を流れるきれいな小川