デンハーグ 政治と海

hirokoTANABE2007-05-22

国会議事堂の隣の広場にカモメが一羽。私の食べるパイをジッと見つめる。
「いやいや。カモメさん。それじゃあ海鳥としての誇りに傷がつきますよ」
私の足下に群がる鳩達を横目に。彼は気高く無言でその場を去りました。

はて。なぜカモメが。。。あ。海が近いのか。

デンハーグはオランダ第三の都市で政治の中心
鉄道の駅周辺には高層ビルもある
旧市街からはそのギャップが面白い
建物はチョコレート色の煉瓦で窓枠は白
パリと異なりきっちり感がある。舗装もその煉瓦を矢はず目地で仕上げてる。

カモメさんとの出会いもご縁。
海を見に行こう。隣町へ
トラムの乗車切符システムがいまいち解らず。48時間パスを買い乗客の動きも観察。

浜が広い。砂はベージュ。
空海がスモーキーピンクでえも言われぬ風景。。ああ。。ゴッホの絵だっけ。なんか知ってる風景。

驚いたのは。
浜にゴミ一つない。
漂流物も海藻もない。

あるのはきめの細かい。きなこみたいにフワフワな砂。

ゴミ箱は20mに一つある。浜の陸側には海の家がひしめいあってる
彼らのおかげかな。。。

海の家は暖炉とソファーのある空間オープンエアーの場所もある。
海の家にしっかり家具の空間は結構良いなと。
磯のにおいもなく風も塩っぽくないので気持ちよいのかな。

帰り道。ベニスに死すのラストシーンのような。光輝く海面

写真:海の家でたべたチーズのコロッケ。奥の黒い三角は暖