ニューキャッスルからグラスゴー
午前中Mさんが出勤時間を遅らせてくださった。
電車の中で、
日本より大学内の事務的なことに追われない。研究に集中できる環境のことや。
人文社会学者の国政策にたいする役割。位置づけの大きさをお話くださる。。
「都市政策等に関わっているのは社会学者や地理学者。日本では人文社会学系の研究者は俗世間離れ扱いをされる。こちらでは調査研究したことが政策に反映される。やりがいがすごくある。」
社会構造を変えるためには、現況を把握することが第一。
現状をどうとらえるか。あぶり出すか。
鋭い切り口が個性となる。
そして
その結果を、社会に還元する。
そしてまた調べる。
※
以前土木学会で景観整備に対する有効性を立証する論文発表を聞いた。
景観に対する意識調査をしていたと思う。
でも。景観って良くなったと実感することなどなく、実感するのは失った時だったりする。
切り口が重要。
その整備をしたことでいかに生活が変わったか。
お散歩ルートが変わる。デートするようになった。家族でピクニックするようになった。
そんな些細なことがきっと景観の良さを表現するんだろうな。。。
景観調査を設計者である土木コンサルがして良いのだろうかと疑問だが