ロンドン アートの自立
借りたフラットの近所のバタシー付近を散策
フォスターの集合住宅があり、1階部分のギャラリーにジェームズタレルの名を見つけ飛んで入る。
フォスターの事務所も別棟でここにある。
その後Yさんに教えてもらったおいしいフィッシュアンドチップスの店に行くためにコベントガーデン方面のバスに乗り込む。
バスの運転手さんに冷たくされたのを見ていたエジプト人のトーマスおじさんが気にするなと声をかけてきた。
私の身振り手振り話がえらく気に入ったようで、ビクトリアステーション近くのウエストミンスター大聖堂を見てないなら案内すると。
まあ。おなかが空いていたけど。流れに任せた。
煉瓦づくりの天井は黒く暗闇のよう
金のモザイクをふんだんに用いた壁画
ローマかポンペイか
トーマスおじさんはぐるりと説明しながら歩いてくれた。足をケガしていたのに。
今日は聖職者の位の上がる儀式があるようで
荘厳な儀式。大司教様は滅多に見られないみたい。
でも。おなかが空きすぎて。グローリアの合唱までで出た。
サヨナラの時、おじさんは「ああこれが人生」的なシェークスピアの言葉?を言って去っていった。
その後
王立芸術アカデミーの卒業作品展に。
瞬きすると角膜にLAVEと浮かび上がるLED
チョコレートの包み紙で作られた大量の小さなワインカップ
アクリル板を積層してできた透明な立方体。角度により女体が現れる
加山雄三にしか見えないセルフポートレート
ピカリとくる作品がある。
作品の脇には番号だけ、入場券と共にもらった作品リスト集には
作者名作品名とともに。作品の金額が。
入場料もそれなりでした。
観客も真剣にリスト集にメモなどをしている。
たぶん人気のある作品にはいっぱいシールが張ってある。
そこで買い取ってくれたら、次のステップの糸口になる
写真。:フォスターの集合住宅。
ジェームズタレルはインスタレーションを楽しみに突き当たりの部屋には入る。
ぼんやりと何かが見える。
立体系。。。
初めてだ。
穴場のギャラリー見つけたんだ!
ゆっくり目をならす。
なんだ?まさか?でも?そんなわけはない
葛藤の中で、目の前に現れたのは。。。。
脚立。
人間思いこみって怖い。
ただのなにもやってない部屋。ばかーん。